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What is Contemporary? コンテンポラリーとは

「踊りなさい。自らを見失わないために…」

ピナ・バウシュ ドイツのコンテンポラリー・ダンス振付家

 

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近年の国際バレエコンクールでは、バレエのクラシック作品だけでなくコンテンポラリーもその審査の対象となり、コンテンポラリーへの認識が高くなってきています。

ところで、コンテンポラリーとはどんなダンスなのでしょう?

先日、管理人は、本人が通うダンススタジオの芸術監督と色々なダンススタイルについて語る機会があり、お互いの知るダンスのスタイルとその振付師やダンサーの話題で大いに盛り上がりました。 で、その話題がコンテンポラリーに達し、話題を続けるうちに何故か微妙に話が合わないことに気づきました。 

「え? これコンテンポラリーの話ですよね?」
「そうだよ、コンテンポラリー。」
「でも、これってバレエの話では?」
「いや、これはコンテンポラリーバレエだよ。」

はい、この芸術監督が話していたのは コンテンポラリーバレエ の話。 管理人が話していたのは(どちらかというとモダンから派生した) コンテンポラリー の話で、私達は共通項もある一方で微妙に違う点もある、このダンススタイルについて コンテンポラリー という一つの言葉で熱く、熱く語っていたのです 🙂

コンテンポラリーのダンススタイルは定義が様々で一様ではないですが、基本的にはモダンダンスから枝分かれして発展したダンススタイルで次のような歴史を辿ります。

18世紀 – 20世紀初頭: バレエの台頭
[参照: バレエの歴史]

20世紀初頭~1960?: モダンダンス
アメリカやドイツなどで生まれた新しいジャンルのダンスで、形を重んじるバレエを否定しトゥ・シューズを履かず、形式にとらわれず自由に踊ることをモットーとし、やがて独自の理論と訓練法を持つようになり体系化していきました。
モダンダンスの祖となったイサドラ・ダンカンは自由な踊りを追求し、身体を締め付けない衣裳を身につけ、裸足で即興により踊り、イサドラ・ダンカンの影響を受けたマーサ・グラハムは、感情のドラマを重視し、自由な踊りの中に厚みと重みを加えていきました。 ここでモダンダンスはバレエに匹敵する芸術性が生まれたものと考えられますが、舞台芸術としては1960年代から衰退し、80年代にはほぼ終息していきます。

1950- : コンテンポラリー
コンテンポラリーダンスはモダンダンスの要素、ジャズダンスの要素、さらにバレエの要素を取り入れ1950年代頃から現れます。 このダンスには、アフリカンダンスや日本のコンテンポラリーのひとつ舞踏(海外でも Butoh として定着している)などの要素も使われています。
さらに、1970年代後半、フランスでは国策として文化の地方化が図られ、その一環として舞踊部門にも積極的に資金が投下されるようになりました。 また、首都パリのオペラ座にも現代舞踊部門が設置され、その指導者としてフィンランド系アメリカ人ダンサー、カロリン・カールソン(Carolyn Carlson)が招聘されました。 カールソンのあたらしい振り付けは衝撃を持って受け入れられ、後にフランス発の前衛舞踏が出来上がっていきますが、このカールソンがコンテンポラリー・ダンスの母だとされています。 この頃のコンテンポラリーは反バレエ、脱バレエ的な要素が多かったのですが、近年ではクラシックバレエの世界にもコンテンポラリーが受け入れられ、国際バレエコンクールなどでも重要な審査の対象となってきています。

Caroly Carlson 

 

振付: カロリン カールソン
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